4.先生に質問するタイミング
数学でわからないとき、だれに質問しますか?
学校の先生、親、兄や姉、家庭教師や塾の先生など、だれかの力を借りたいところですね。
でもせっかく質問してわかったのに、一人でやってみるとやっぱりできない・・・ってことありませんか?
これは質問のタイミングの問題です。
わかんないからって質問すりゃいいってもんじゃないってことですね。
さて、ここまででとにかく自分用数友のA問題を、×だらけだけど、ノートに一回やって丸付けをして答えを写したところです。(自分用数友には書き込んじゃダメですよ)
そしたら、翌日以降に、もう一度同じことをやります。きっと×だらけだけど、問題なし。
さらにその翌日以降にもう一回同じことやってください。
考えるの禁止ですよ。わからないのはどんどん飛ばして、とにかく1ページ10分ぐらいでパッと作業しちゃってください。
で、3回くらいやると、なんとなくできちゃうものと、なにをやってんだかわからないものに分かれます。
できちゃうものはそのままできるようになりますが、なんだかさっぱりなものはずっとなんだかさっぱりです。
質問するのはこのタイミングなのです。
自分が「ここがわからないな」「わかるようになりたい」と思うまでは聞いても意味がないんです。
喉が渇いてない人に、お水を出しても無駄なのといっしょ。
まずは自分の数学頭が「喉が渇いたな、なんか飲みたいな」と思ってから質問しましょう。
そうすると、質問したのに結局わかってないということがなくなりますよ。